ショーシャンクの空に

皆さんは、「ショーシャンクの空に」という映画を見たことはありますか?

私が最も好きな映画の一つであり、よく会社でも話題に出します。

2023年の「壁を壊せ」というスローガンは、「このショーシャンクの空に」の映画にインスパイアされて作りました。

ショーシャンク刑務所の壁は、とてもとても高く、脱獄できません。中にいる多くの囚人は終身刑であり、外に出たい、外に出たい、とぼやくわけです。

そんな中で、老人囚の一人が、40年、50年という刑期を経て、やっと仮釈放を許された。しかし、その老人囚は外に出たくない!と喚き散らすシーンがあります。

周りの囚人は、「やっと出られるのに何で?」と首をかしげる中、本映画の重要な役を務めるモーガンフリーマンが、次のような発言をします。

“These walls are funny. First you hate ‘em, then you get used to ‘em. Enough time passes, you get so you depend on them. That’s institutionalized.”

https://www.goodreads.com/quotes/961693-these-walls-are-funny-first-you-hate-em-then-you

要は、監獄という壁に慣れ、依存してしまい、外に出ることをおびえてしまった。そのこと自体が、人間を人間らしくさせない、死刑よりも重い最悪の刑なんだ、という趣旨の発言をします。

これは、島国で活きる日本人の心に響くものはあるのではないでしょうか。

みんな同じような服をきて、同じような学校に行く単一民族国家。

世界は全然広くてもっと多様なのに、日本であることが当たり前で、いつしか外に行くのを「怖い」と感じる。

これは、会社経営にも言えることです。今のままでいいんだ、という考えでいると、あっという間に周りに堀を埋められ、生きていけなくなってしまいます。

このような危機感から、今回、会社の経営スローガンに「壁を壊せ!」と設定をしました。

「ショーシャンクの空に」は映画自体、とても面白いので、是非見てほしいです。

皆さんも壁を壊していきましょう。