First Penguinになる勇気

皆さんは、Fisrt Penguinという言葉をご存じですか?

集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼びます。

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我々のような小さな企業にとっては、最初の旗振り役になる勇気がとても重要です。

しかしながら、私自身、実は、創業以来、そこまでFirst Penguinになる勇気を持ち合わせていませんでした。正直に言うならば、「●●で事例がある」「■■さんも取り組んでいる」という前情報を出来るだけ入手し、よし!それならば飛び込んでみよう、ということで、リスクは取るのだけれども、本当の意味での最初の最初になることは避けてきた人生でした。

2023年の会社のスローガンは「壁を壊せ!」ですが、私にとっての心の壁は、実は、ここにあります。

無論、徹底したリサーチはするし、ちゃんと周りの動向をつかむ行動は過去にも行っているし、未来にも行い続けます。でも、誰かの猿真似をすることは今後しないことにしました。なぜなら、誰かの猿真似をしようとすると、顧客ではなく、誰か別のサプライヤーのことをみて時間を割き、生きることになるからです。

もう、そんな人生はやめました。

自分のことを信じる。そして、顧客のことを見つめる。必要なことであれば、First Penguinになって果敢に飛び込む。

このように、自分の心のリミッターを外したのが、得にここ2-3か月の話です。

もちろん、空回りすることもあるでしょう。
朝令暮改、撤退することもあるでしょう。
失敗は恥ずかしいことであり、悔やむこともあるでしょう。

でも、真似事の人生に勝利は無いと思いました。

自分の直感を信じて、周りを必要以上に気にせず、自分のユニークな道を自分の足で歩むことが最も当社にとって今必要なことであると信じています。

是非、First Penguinの精神が会社をいかに変えていくのか、社員の皆さんには一体となって見守っていて欲しいです。