2024年4月の振り返り

2024年4月もあっという間に過ぎ去ってしまいました。

この4月は、年初に抱えた”Replace”というスローガンを体現すべく、大きな動きが出た一か月でした。そして、私の経営の在り方も変わりましたので、振り返りとして記載します。

利益重視の経営

何を当たり前を…といわれるかもしれませんが、創業以来、複数の方の出資金、および銀行などの金融機関さんからの借り入れを通して事業の活動資金を得てきました。

常にコスト削減の見直しも行いしてまいりましたが、私のどこかで、これくらいは良いのではないか、また外部資金に頼ればよいのではないか…と心に隙があったと思います。売り上げを追い求めるあまり、利益を出すことに経営のアテンションが薄れていたということもあります。

この4月は、真の意味で、その心の隙さえもう一度洗い直し、利益重視の経営に切り替えたタイミングでした。

具体的には、
・現状の出社比率を考慮した最適なオフィスへの見直し
・サーバー費やツール費などの固定的なIT利用費の見直し
・外部業務委託人員の見直し
を行いました。

スタッフの皆さんは、そこまでするのか…と思われるかもしれませんが、その分スタッフの皆さんに利潤を還元していきたい、そのような思いから実行をしています。

今後も徹底して利益を重視した経営を行っていきますので、よろしくお願いします。

一心不乱に取り組む

4月で新たな気持ちに…ということで、定期的に、私は稲盛和夫さんの京セラフィロソフィなど、いくつかの書籍を読み直すようにしています。そこには、経営者としてやるべきこととして、次のことが書かれています。

  1. 事業の目的、意義を明確にする
  2. 具体的な目標を立てる
  3. 強烈な願望を心に抱く
  4. 誰にも負けない努力をする
  5. 売上を最大限伸ばし、経費を最小限に抑える
  6. 値決めは経営
  7. 経営は強い意志で決まる
  8. 燃える闘魂
  9. 勇気をもってことにあたる
  10. 常に創造的な仕事をする
  11. 思いやりの心で誠実に
  12. 常に明るく前向きに、夢と希望をもって素直な心で

少し宗教のように感じるかもしれませんが、私は定期的に見返して、今の自分に足りてないものはないか…そのように内省をするようにしています。

特に、今月は、新規事業の立ち上げですから、値決めの部分と向き合う局面が多くありました。

価格設定、およびビジネスモデルの設定は非常に判断が難しいのですが、お客様と重ねる中で解が見えてきます。

同時に、稲盛さんは、人間の心が豊かになるかどうかは、「今日一日一生懸命仕事をした」ことから産まれてくると仰っています。私自身、これは強く共感する部分があります。例えお金を持っていても、使うことが中心の生活には、憧れるものの心が退廃していくような気持ちになるような気がします。それよりも、しっかりと目の前の顧客に尽くすことで得られる精神的な喜びに浸るほうが、人生として豊かであるように感じます。

どんな時も、悩んだ時も、”一心不乱に仕事に取り組む”ことで道を拓いてきました。

5月も一心不乱に取り組んでいきます。