Aristol WayからAristolismへ

もうすぐ年末となり、現在、私は来年に向けた経営計画を練り直しています。

そこで、見直す、というか、昨年、皆さんのアイディアをベースに策定した会社の行動規範、バリューであるAristol Wayに、少し加筆することにしました。

なぜ加筆することいしたか、というと、今年も多くの変化が会社の中で起こり、今後の当社の変化を考慮した時に、加えた方が良い価値観がはっきりと浮かび上がってきたからです。

当社は「壁を壊す」というスローガンの下、拠点数を増やし、売上を伸ばしていく中で、最も注力したことは組織開発です。いかに、チームの皆さんのリーダーシップを引き出し、会社の成果を最大化できるか。当たり前のことですが、ようやく当たり前のことに取り組めることが出来るようになりました。

当社のバリューは、従来のAristol Wayに記載された7つに、ismの3つを足し、計10のAristolismとして設定することにしました。

次の通り記載します。

Altruistic:利他の精神

One for All, All for Oneの精神で、個の力を最大限リスペクトすると共に、個の集合体として組織の力を最大化するために助け合う価値観を大切にしています。

Resilient:困難に対応する力

当社では、困難な課題を常に解決しながら成長していくことが求められます。困難な状況でもポジティブに解決策を見つける精神を大切にしています。

Immediate:即断即決

当社は、時間の価値を大切にしています。意思決定のスピードを速くし、その場で意思決定を進め、事業の推進力を高めることを重要視しています。

Straightforward:率直に物を言うこと

当社は、立場や役職に関係なく、顧客に対して必要だと思うこと、正しいと思うことは積極的に発言することを推奨しています。

Top notch:プロ意識

自分の強みと弱みを理解し、周囲の期待に応えるプロ意識を我々は大切にしています。

Objective:データドリブン

「それは事実なのか意見なのか」を分別し、物事を客観的に評価するように努めています。また、データから閃く創造性、クリエイティブの力も等しく大切にしています。

Leadership:リーダーシップ

当社では、自分の強みをチームのために発揮するだけではなく、弱みを受け入れ、チームに頼ることは積極的に頼ることも大切なことと考えています。

Initiative:率先垂範

事業は、前例の無い事象に向き合わなければいけません。当社は、勇気と覚悟を持ち、誰よりも先に立って物事を行い、模範となる姿勢を示す人材を高く評価します。

Swear:有言実行

当社では、”Walk the Walk”の精神で、自ら掲げた目標を宣言し、宣言したことをエネルギーに変え、目標を確実に達成する「有言実行」の精神を大事にします。

Metamorphosis:臨機応変

事業の競争環境は目まぐるしく変化しています。当社は、前例や過去の成功体験に囚われず、時代のニーズに合わせて、その場その場で臨機応変に自らが変容していく姿勢を大事にします。

ちょっと多いな、と思われると思います。はい、多いと思います笑。ところが、私がいた新卒の電通も「鬼十則」で10項目ありましたし、それと比べれば変わらないよな、ということでお許しください。

これから、数か月かけて、この一つ一つの価値観がなぜ大事だと思ったのか、私の原体験と合わせて一つ一つブログに記載していくことにします。