2022年を迎えて。~新年の抱負~

明けましておめでとうございます!

皆さんは、年末年始をどのようにお過ごしでしょうか。私は初めて、妻と息子と3人で過ごす正月となり、寝正月とは正反対に賑やかな新年を迎えております。

1月4日から仕事始めとなりますが、今年は勝負の一年となる為、代表らしく、レターを書き綴ることにしました。下記の構成でお伝えします。

結果を出し続ける2022年

組織の力で結果を出す

思考は現実化する

Purpose:我々の存在意義

長文ですが、お読み頂ければ嬉しいです。

結果を出した2021年、結果を出し続ける2022年

2021年、私にとっては、経営者として「結果を出した」一年となりました。「結果を出す」とは、「ステークホルダーに宣言した内容をその通り実現する」ということです。体制変更の際、私はマニュフェストという詳細な事業計画を策定し、株主、取引先、従業員全てに宣言しました。最初にマニュフェストを聞いたほとんどの方は、半信半疑だったのではないかと思います。しかしながら、私の不退転の「決意」を伝え、マニュフェストを行動にうつしていきました。

マニュフェストを実行していく日々は「決断」の連続でした。思うようにいくこともあれば、いかないことも当然ありました。計画との乖離の中で、やるべきことは何か、捨てるべきことは何かを刹那刹那で決めていきました。

マニュフェストの達成一点に集中し、このプロセスを繰り返した結果、売上が伸び、利益を出し、資金調達も適い、賞与も出せる水準まで会社は成長しました。ステークホルダーの方全てを豊かにすることができました。私の信用は増し、より大きなことをしやすくする環境を作ることができました。

しかしながら、決して、2021年の結果に甘んじてはいけない、そんな気持ちを今抱いています。ある意味結果を出すことは、経営者としては当たり前です。2022年は、この一連のプロセスを繰り返し、結果を出し続けることが求められています。

手元に資金があり、採用でき、投資できる状態になった今、改めて、2022年のマニュフェスト「2X」を表明します。

・売上を2倍にすること

・組織を2倍にすること

・事業構造を2倍にすること

世の中の期待に応え続けること、これが上場を目指す会社のあるべき姿です。

本年もどうぞ宜しくお願いします。

結果を出すには個人の力、結果を出し続けるには組織の力が必要

2021年は、私個人の力で持ってきた側面も多分にあり、仕組みで稼いだとは決して言えません。属人的な稼ぎ方に依存しており、再現性のある仕組みで稼いではいない状況です。悲観する必要はありませんが、胡座をかいて儲けることができるほど、そのまま「何となく」やっていれば2Xが達成できるほど楽観できる状況ではありません。

野球で考えてみれば、どんな投手でも打者でもシーズンを通して調子に波があります。どんなに個人が頑張っても、ゴールデングラブ賞は獲れても、リーグ優勝は獲れません。しかし、チームの優勝は、個人の成果無くして成立しないのもまた事実です。個人の成果が積み重なってはじめて組織の成果に繋がるものと私は考えます。

2022年は、私はもちろん、会社のメンバー一同が『あ、結果出したな』という感覚を持ってもらうようになることが重要だと考えています。各々が「自分が結果出した!」と思っている状況、それすなわち、20人の壁を越えて、組織として仕組みで動いているフェーズに会社が移行出来ていると私はイメージしています。

事実、このようなタイミングで子供を授かり、家庭に割く時間を増やさざるを得ない今、私は組織を作ることが2022年の最重要テーマとなりました。私自身は、誰よりも前のめりに結果を出す、その姿勢は当然ですが、皆さんが成果を出せるような環境を整える、皆さん一人一人が正しい意思決定を行い事業を推進できるよういしていくことに注力していきます。

思考は現実化する

上記『思考は現実化する』はナポレオン・ヒルの言葉です。ナポレオン・ヒルは、様々な企業経営者のインタビューを通して、成功する人は全て「自分が成功すると信じて諦めなかったこと。その思いを胸に行動しつづけた結果、成功を納めていた」ことを証明しました。私が尊敬するソフトバンクの孫正義さん、GMOの熊谷正寿さんはじめ、結果を出し続ける経営者の方は、共通して同じような思考をしています。

大事なことは、自分にとっての成功は何か、将来の状態をイメージし、それを達成するために必要なアクションを逆算してきめて行動に移していった、ということです。バックキャスティング思考とも言います。

・何となく目の前のことをこなしている

・流れに沿って生きる

・気づいたらまた年末を迎えている

このような感覚を持っている方がほとんどだと思います。結果を出せと言われても…、自信無いよ、本当にできるのか不安、そんな風に感じるのは至極当然です。

そこで、結果が出やすくなる考え方を下記に記載します。

はっきりと1年のビジョンが見えていない方は、次の通りに行動してみてください。

①会社の計画「2X」に沿った形で2022年12月末の状態(自分が担っている定性、定量的なゴール=成功)をイメージし事細かく言葉に書き留める

②今の状態を同様に事細かく書き留め、何が足りないのかを把握する

③足りない部分を事細かく把握し、時系列のアクションプランを作成する

④③が現実可能な目標か想像、吟味してみる。イメージできなかったら①か③を変える。

⑤④を繰り返した上で定めた目標を達成すると決意する

⑥日々の過程の中で、小さなステップを振り返り、自分がゴールに近づいていることを確認していく

シンプルに言うと、「本気で達成できると思っているか?そのために何をすべきかわかっているか?」ということです。自分が鮮明なイメージを持てているかどうかが、結果を出せるかどうかの重要ポイントです。クリアになっていない人は、1月中にクリアにしましょう。

Purpose:我々の存在意義

11月末の経営方針説明会で、Vision経営からPurpose経営に移行する、という話をしました。2022年4月に公にすることを考えていますが、次の通り我々のPurposeを設定しました。

意識を変え、行動を変え、未来を変える
Change Minds, Change Actions, Change Futures.

我々が行っていることは、フィットネス体験の創出、健康経営の支援ではなく、「顧客の意識を変え、行動を変え、未来を豊かにしていることである」と定義しなおしました。あらゆる領域で顧客の行動変容を実現し、ポジティブなインパクトを世の中にもたらす集団であること、これが我々の存在意義であると私は考えます。

だからこそ、我々自身が、まずは意識を変え、行動を変え、会社の未来を変えましょう。

2022年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。